スマホでできる歩行分析 (2014.03.16)
歩行分析はセラピストが目で見るしか方法はないのか?
自分の見た現象があっているかどうか、確認する方法はないのか?
そんな思いのもと 「スマホでできる歩行分析」セミナーを開催しました。
スマホに内臓される加速度センサーを用いるため、歩行を「加速度」の観点から考える必要があります。
「変位 ⇔ 速度 ⇔ 加速度」 の基本的な物理の知識に始まり、
歩行中の加速度・速度・変位がどう推移するのかを時間をかけて学びました。
後半戦は実際にスマホをカラダに付けて、歩行データを取っていきます。
遊び感覚でデータが取れるすごさ。
取ったデータをエクセルで処理すれば、三次元動作解析に匹敵するほどの解析力。
これを上手く使えば、対象者へのフィードバックから、
地域における体力測定会場での応用など、可能性が無限に広がると感じました。
さっそく、色々とデータ取りに活用してみたいと思います。
(One plus+ 上島正光)
入谷式足底板 削り研修会 (2014.02.02)
「入谷式足底板 削り研修会」という名のもと、入谷式足底板を学んでいるセラピストで集まりを持ちました。
今回は講師⇔受講生という関係ではなく、世話人をさせて頂いている上島が自身の作り方を紹介しながら、各自が日頃の臨床で工夫している点を共有することを目的に研修会を行いました。
“そんな効率的な作り方があるのか” “そんな事、考えることもなかった”という新たな発見がたくさんあり、大変盛り上がる研修会になりました。
朝から夕方まで一日かけて、インソールのベース作りから完成までを行いましたが、時間をオーバーしてもやり足りないぐらいです。
是非とも、定期的に集まって入谷式足底板の技術をみんなで研鑽したいと思います。
(世話人 上島正光)
触察技術を用いた筋コンディショニング (2014.01.26)
2014年一発目のセミナーは、“触察技術を用いた筋コンディショニング(体幹-下肢編)”です。
体表解剖研究会の祝広孝先生(曽我病院)をお招きし、昨年に引き続きMCP Conceptを学びました。
筋の機能解剖をしっかり押させていれば、特別な手技を用いなくても、誰でも筋のコントロールができることを体感しました。逆に日頃、対象者に行っている徒手的操作の刺激が強すぎるのではないかという日々の振り返りもできました。
セミナーを受講して、「決して手技だけを学ぶのではなく、それを自分の臨床思考にいかにとりこむかを考えなさい」という講師の先生の熱い思いを感じ、すぐに臨床にてトライしてみようと思うセミナーでした。 (受講生 島田)